着物間違い探し① 小紋編

着物間違い探し① 小紋編
最近着物を着たい女性が急増中。
街でも見かけるようになりましたが、最も着物を着る機会といえば結婚式ではないでしょうか。
ただし、和装にはいくつかのルールがあります。
結婚式のケースで、和装の基本ルールを学んでいきましょう!


友人の結婚式へ、赤青緑と彩りが鮮やかな着物に、黒の帯を選びました。

どこが間違い?


間違い①着物
この着物は小紋という種類にあてはまりますが、この着物が結婚式にそぐわない格のものです。

結婚式に来て行ける着物は、礼装着の留袖、未婚の女性の場合は振袖、準礼装の訪問着、色無地、
そのほかに附下(つけさげ)です。
■留袖…紋付裾模様のきもの。地色が黒いものを黒留袖、ほかの色の場合は色留袖という。
■振袖…未婚の女性が着る礼装用の袖丈の長いきもの。
■訪問着…主に胸、肩、袖、裾などに模様をつけたきもの。一つ紋を付けたものは準礼装として着用できる。
■色無地…黒以外の一色無地染のきもの。紋をつけて準礼装や略礼装として用いることができる。
■附下(つけさげ)…絵羽模様に合わせたものが訪問着の略式として着用されている。

今回の着物の小紋は普段の外出着です。
全体に鮮やかな色遣いで模様が施されていて華やかさもあり素敵ですが、格としては普段着です。
洋装の場合でも、普段着ではあらたまった結婚式へ行きませんよね。
小紋かどうかは、着物全体に同じ柄があること、柄が上下や左右対称に繰り返しあること、などで見分けることができます。

また、正装といえど、友人の結婚式に行く場合は黒留袖は着用しません。

間違い②帯
前述した盛装の着物の時は、帯は袋帯(ふくろおび)を締めます。
普段着である小紋を着る場合の帯は、今回のコーディネートにも使われている名古屋帯(なごやおび)です。

■袋帯…帯の一種で、長さ約4メートル。
■名古屋帯…帯の一種で、長さ約3メートル60センチ。
初めは違いが分かりにくいかもしれませんが、最大の違いは長さです。

結婚式に行ける盛装例

左:色無地
右:附下

結婚式の席は、親族や会社の人なども参加しており、その場に合った装いをして行くことで
列席者にもそして招いてくれた方にも礼を尽くす事なるかと思います。
洋服でも純白の装いは花嫁への失礼にあたるとされていたり、デニムを履いていかないなど、
最低限のルールがあります。
結婚式での和装のルールも、それらと何ら変わりはありません。

結婚式に出席する前に、この記事をぜひ参考にしてくださいね。
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