ホーチミンの教会&寺院を訪ねよう

ホーチミンの教会&寺院を訪ねよう
日本の寺社仏閣のように、教会もまた長い時間を経た独特の風格があります。
ベトナムは人口の8割が仏教徒と言われていますが、
ホーチミン市内には素敵な教会やその他の寺院がたくさんあります。
珍しい建築様式や色使いなど、旅先ならではの出会いがありますよ。

ホーチミンのシンボル的存在

前回ご紹介した中央郵便局に隣接するのが聖母マリア大聖堂(Nha Tho Duc Ba サイゴン大聖堂)です。
特徴的な赤レンガはマルセイユから取り寄せたもので、フランス統治時代に建設されました。
昼間の姿はもちろんですが、こちらもまた夜景が美しい建物の一つです。
ミサの最中は建物の外までお祈りが聞こえてくるほど信仰者の多い教会。
建物背後やサイドなど正面だけでなく、ぐるっと一周してみましょう。
どこから見ても少しずつつ印象が違っていて素敵ですよ。

ピンク色のキュートな教会

以前「おいしいものがいっぱいのベトナムごはん」でご紹介したバインセオのお店BANH XEO 46Aのそばにあるのがタンディン教会(Nha Tho Tan Dinh)です。
パっと気持ちも明るくなるようなかわいらしいピンク色が特徴的ですよね。
おもちゃのようなビジュアルですが、1929年に一度改築されているものの、すでに145年を超えるという歴史ある教会です。
こちらもまたフランス統治時代に建設されたもので、ホーチミンでは聖母マリア大聖堂に次いで大きな教会なのだとか。
中に入ると美しいステンドグラスと奥行きのある落ち着いた雰囲気の空間が広がっています。

中華様式が珍しい教会

ベンタイ市場で知られる5区(チョロン)は中華系の人々が多く住むエリアです。
狭い道路を行き交う車やバイクに混じって、たくさんの人で賑わうチョロンバスターミナル周辺。
屋台前で話し込んでいる女性たちや娯楽を楽しむベトナム人男性たちなど、
ごちゃっとした街の感じが旅の気分を盛り上げます。
バスターミナルを出ると建物の間からひょっこりと突き出た十字架が見えてきます。
こちらはイエローのペイントが鮮やかなチャータム教会(Nha Tho Cha Tam)
門構えはまるで中国のお寺のようですが、れっきとしたカトリック教会です。
マリア像だってこんな中華系の東屋に収まっていますよ。
とてもこじんまりとした教会ですが、どことなく親しみやすさがあります。

ヒンドゥー教寺院もあります

ベトナムでは仏教、キリスト教、イスラム教、そしてヒンドゥー教など多くの宗教が信仰されています。
数は少ないですが、ホーチミン市内ではヒンドゥーやイスラムの寺院もみられます。
こちらのスリ・タンディ・ユッタ・パニ(Sri Thenday Yuttha Pani)はヒンドゥー教寺院です。
「現地で食べたい!ベトナムのローカルスイーツ」でご紹介したアイスクリーム専門店Funnyの斜め向かいにあります。
規模は小さめですが、象の顔をした神様ガネーシャや破壊神シヴァなど、たくさんの神様が祀られています。

賑やかな神様たちに加えて、このポップなタイルが見ものです。
エンボス仕様になっている花の模様のタイルがカラフルでとってもかわいい。
インドの宗教に興味がない方でも一見の価値ありです。


たとえ街中にあったとしても、やはりそこは聖域。
一歩敷地内へ入るだけで静まり返った神秘的な雰囲気に包まれると、暑さがスっと引いていくようです。
旅の無事は、現地の神様にお願いするのが一番ですよね。


©All photo by Lizhi
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