アイスコーヒー用の豆ってどれがいいの?

アイスコーヒー用の豆ってどれがいいの?
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私は自家焙煎コーヒー豆店を営んでいる者です。


この時期、お客様からよくいただく質問があります。

「この豆はアイスコーヒーにしても大丈夫ですか?」

とか、

「アイスに向いている豆はありますか?」

というもの。


その場合、

「いわゆるアイスコーヒーっぽい味は…苦味系の豆になりますので…」

と切り出し、

「氷やミルク、シロップを入れて飲むことが多いので、1.5倍くらいの量の豆を使って、
濃く出すのがセオリーになってますが…これもお好みしだいですね…」

というお話をしています。



いわゆる「アイスコーヒーブレンド」と称して、一般に量販されている商品がありますが、
これらは以上の点を踏まえ、「コストパフォーマンスを考慮したブレンド」
になっていることが多いような気もします。


具体的に言いますと、比較的安価な豆などを使用し、
原価を抑えた、苦味やカフェイン重視の豆をブレンドするわけです。


ちなみに筆者は「ホットはこちらが好きだけど…」「アイスコーヒー用だから…」と考えるのではなく、
「好きな味」や「飲み方」で選ぶことをおすすめしています。


例えば、

深煎り好きで、ミルクで割ったり、氷やシロップをたっぷり入れて飲みたい方
などにはビター系の豆を。

甘さやナッツ感のある香ばしさがお好きでしたら、浅煎り~中煎りの豆を使用し、
できれば氷などを控えて飲んでいただくことをおすすめしたりもします。

敬遠されがちな酸味系の豆であっても、さっぱり目のアイスコーヒーにしてみると、
さわやかでフルーティーなお茶のような感覚でいただけるのです!


要するに、

「好きな豆をそのままアイスコーヒーにしても基本、問題ない」

ということ。

注意することはひとつだけ。

氷などで薄まることを考慮して、少し濃いめに淹れてください。

もちろんこれもお好みでかまいません!


ついつい缶やペットボトルの方に手が伸びる季節ですが、
豆さえあれば、ホットもアイスも両方とも楽しめますから、
考えようによってはとてもお徳なのではないでしょうか?

アイスコーヒーだから…とあまり難しく考えず、
いつも通りのお好きな豆で楽しんでいただきたい…

と焙煎屋的には思うわけです。
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