水上人形劇を見に行こう

水上人形劇を見に行こう
ベトナム北部ハノイの伝統芸能として有名な、水上人形劇をご存知でしょうか。
この人形劇は、子供だけでなく大人も楽しめるベトナムを代表するパフォーマンスと言えます。

ちょっとひょうきんな顔をした人形たちが水上で駆け回る動きとベトナム伝統楽器による生演奏は、
一見の価値ありです。
以前はなかなかホーチミンで見ることができませんでしたが、
現在はホーチミンにも専用劇場が登場し、気軽に見ることができるようになりました。

水上人形劇ってなに?

千年を超える歴史があるという水上人形劇は、もともと農民たちが豊作を祈るために始めた娯楽なのだそうです。
稲作が盛んなベトナムには川や水田が豊富にあったために、そこで上演されていたのでしょう。
演目は古くから伝わるベトナムの民話、神話などを題材にした4~5分の短い尺のお話で構成されています。
演目ごとに登場する様々な人形たちのコミカルな動きが、とてもおもしろいですよ。

キムロン人形劇場で見る水上人形劇



ホーチミン中心部、ドンコイ通りからも徒歩で行くことのできる
GOLDEN DRAGON WATER PAPPET THEATREでは、水上人形劇の公演が毎日行われています。
場所はグエンティミンカイ通り沿いで、統一会堂のお隣。
劇場が近づくにつれて絵や土産物を売っている賑やかな路上マーケットが現れるので、すぐにわかります。
タクシーの出入りも激しいので、目印になりますよ。
入り口にはたくさんの観覧客とアオザイを着たスタッフがいます。

17:00、18:30、19:45の毎日3回公演、チケットは18万VND(2015年9月時点で約950円)です。
チケット代は、年々上がっているようですね。
人気で毎公演ほぼ満席なので、あらかじめ予約をしていったほうがベターですが、
1人や2人などの少人数であれば当日でも入場できます。


座席から見る舞台はこんな具合です。水が張られた両脇には演奏者がスタンバイ。
お話の進行役兼演奏を担当するいい声のパフォーマーたちは貫禄があります。

人形劇のはじまりはじまり



王様、龍、田植えをする人々、魚と遊ぶ子供、獅子、アヒルなどなど
17もの演目で、実に様々な人形が登場してはせわしなく水の上を駆けずり回ります。
時に、大きな水しぶきがあがって客席のほうにまで飛んできます。
時には火花も上がります!
迫力満点の演目は動きが速すぎて、カメラに収めるのは少し難しいのが残念です。
でも、後半に登場する「仙女の舞い」はゆったりした動きなので撮影も可能です。

ナレーションや生演奏の歌はもちろんすべてベトナム語。
チケット購入時にもらえる薄いパンフレットには、日本語で演目も書かれていますので参考にしましょう。
字幕などはありませんが、人形の動きがとにかくおもしろいので、それだけでも十分楽しめます。


最後に、人形を舞台裏で操っている人形使いのみなさんもご挨拶に登場します。
人形使いのみなさんは常に腰まで水に浸かって、長い竿の先に取り付けられた人形を自在に操っています。
熟練の技術が必要なパフォーマンスだと思います。


劇場ではお土産にぴったりな人形フィギュアも販売しています。
外には大きな人形ありますので、ぜひハイチーズ。街なかの土産物店や書店でも人形を見かけました。
ちょっと怖いような、でもクスっと笑ってしまう人形たちの表情もゆかいなベトナムの水上人形劇、
ぜひ見に行ってみませんか。

©All photo by Lizhi
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