第2回: お家で楽しむ!ワインとお料理のマリアージュ
第2回: お家で楽しむ!ワインとお料理のマリアージュ
筆者流の美味しいワインの見つけかたは、追々この連載中にお伝えしようと思いますが、
第2回目の今日は
ワインとお料理のマリアージュについて
お話しします。この「マリアージュ」という言葉、もともとはフランス語で「結婚」を意味します。
ワインの世界では、お料理とワインの相性を指して多く使われている言葉です。
前回お話したように、ワインはぶどうだけを使って作られるお酒。
そのため、ぶどうを使った料理には間違いなく相性が良いと言えるでしょう。
チーズと一緒に添えられている干しブドウや、ぶどうを使ったスイーツなどと基本的に合わせやすく、
初心者の方にオススメです。
次は、ワインのタイプに合わせて、
お料理とのマリアージュを考えてみましょう。
昔から一般的に言われている「肉には赤ワイン、魚には白ワイン」という言葉がありますが、こちらも参考にしてよい言葉です。
ただ逆に「肉≠白ワイン」「魚≠赤ワイン」ということを表しているのではありません。
肉や魚の調理方法によって、合わせるワインもさまざまに変化します。
たとえば、ビストロなどで良く見かける鶏肉の骨付きもも肉を白ワインで煮込んだ「鶏肉の白ワイン煮」は、
白ワインにとても良く合うメニューのひとつです。
(これに煮込んだワインといっしょに頂くと、間違いなく相性の良いマリアージュになりますね。)
一方お魚では、お醤油やお砂糖で甘辛く煮込んだ「ぶりの煮つけ」。
こちらは、しっかりとした赤ワインとの相性が抜群です。
このように、
ワインと料理の相性もさまざまです。
もっとも大切なのは、ワインもお料理も、楽しく美味しくいただくということ。誰と、どこで、何を食べるかによってワインもお料理もその美味しさが変わってくると思うのです。
大好きな人と、大好きなお料理を楽しく食べることが一番大切であると。
もちろん、レストランに行ったらソムリエにマリアージュを訊ねてみましょう。
お家ワインを買うときには、お店の方にどんなお料理が合うかを聞いてみましょう。
いずれも、新たなメニューに出会えるチャンスかもしれませんよ!