都会に住む共働き夫婦が初めて犬を飼うときに読んでほしい12のこと(10)

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8日目 子犬が吠えてうるさい


ブリーダーやペットショップで見たときはおとなしくてかわいかったのに、
家に来たとたん、子犬が吠え始め、苦しむ家は少なくありません。
小さな声でも周りが静かな時間帯に鳴かれるのは、精神的につらいものです。
犬の「吠え」は「ワンワン」以外に、子犬特有の「クンクン」などの甘え鳴きがありますが、止める方法は同じです。
今回は、子犬が来てすぐから2か月(5カ月月齢)までの犬の吠えについての対応を紹介します。


a)どんなときに吠えているのか観察する

犬の吠えは大きく分けて7つありますが、子犬の場合「夜鳴き(寂しい)」「振り向いてほしい」「なんかしてほしい」
「興奮している」という理由が多いようです。
成長すると「攻撃したい」「警戒したい」「退屈だから」という理由で吠えます。

子犬が家に来てから2週間までの吠え声は、吠えているというより高い鳴き声です。
これは吠えではないと思うかもしれませんが、吠えです。「キャンキャン」「クンクン」と鳴くときは、
「おなかが空いた」「構ってほしい」などの要求吠えです。

家に来たばかりの場合、ケージの中にいて寂しくて「クンクン」鳴くことが多いようです。
また、フードの準備をしているとにおいにつられて「キャンキャン」と鳴くことがあります。
この二つは、今後、要求吠えにつながるので、早めに吠えを止めるようにトレーニングします。

b)対処法

「鳴き・吠え」の対処方法は「無視」しかないそうです。
しつけの本の中には大きな音を出すなどが紹介されていますが、怖いものを知らない5カ月未満の子犬には、
効果はありません。この月齢では根気強く、無視します。

また、「攻撃したい」という欲求を起こさせないために、音に対する慣れをCDで行ないます。
この音慣れは聞いたことのない音におびえる犬が多いため、早期から行ないます。
代表的なものは、玄関のチャイム、救急車などです。


c)無視をするのは難しい

長期的に見ると子犬が鳴いて(吠えて)要求しても要求は通らないということを教えるほうが、
様々な場面で吠えなくなるので、生活が楽になります。

無視の方法は、「吠えたら飼い主は無視する」とだけ指示されていますが、目の前で無視するのは難しいです。
そのため、部屋の外に出て、鳴き止んだ瞬間に戻って褒めるとよいでしょう。

とはいえ、実際に行ってみると戻るタイミングを見つけるのが難しいです。
戻るタイミングは「犬が次のものに興味を持つ前」です。
その前に戻らないとなぜ、飼い主がいなくなったのか忘れてしまって効果がありません。

また、吠えた瞬間に連続して吠えるのをやめさせたいという気持ちもあると思います。
例えば、外に行ったときなどです。

この場合、「抱っこする」というのが多いようですが、癖になるのでお勧めしません。
少し荒い方法ですが、マズル(口先)を軽く握ってすぐ離すという方法が効きますが、
マズルを触らせてくれないこともあるので、親犬が子犬を叱るように首のあたりを軽く指でつまむと
「誰かに噛まれた」と思うらしく、びっくりして吠えやみます。
ただ、これらの方法は緊急時の方法なので、頻繁に行うのはお勧めしません。
家の中では「無視」を徹底しましょう。
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