お部屋のアクセントに!クッションから始めるヨーロッパ風インテリアコーディネート

お部屋のアクセントに!クッションから始めるヨーロッパ風インテリアコーディネート
勝浦真樹子
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今回はインテリアのアクセントとなるクッションの使い方をご紹介します。

インテリアに色をプラス

 前回は、ヨーロッパの壁紙(クロス)についてお話しました。機能性よりも見た目の華やかさ、美しさがより重視された様々な柄のクロスや素敵な色のペイントは、その空間に置かれた家具やインテリアを引き立たせるために欠かせない存在です。


家中にあるファブリック

 とはいえ、現在住んでいる家のクロスを変えるのは確かに大がかりです。クロスに並んでもう一つ、ヨーロッパらしいインテリアを作るために不可欠なアイテムが、豊かなファブリック使い。例えばソファやカーテンは、お部屋の中でかなり大きな面積を占めるので、部屋のインテリアイメージを作る上で重要なアイテムといえます。

 でも家のファブリックはそれだけではありません。例えばリビングを見てみると、ソファカバー、クッション、椅子の貼地などにもファブリックは使われています。ラグを敷いているお宅もあるかもしれません。ベッドルームでは、ベッドカバーからベッドライナー、ダイニングではテーブルクロスやテーブルマットなど、家の中のあらゆる場所にファブリックが使われています。

 ヨーロッパの住宅を見ていると、このファブリックの使い方が本当に上手です。様々な素材を組み合わせたり、色を重ね合わせたり。大胆なカラーの使い方だったり、彩度や明度の異なるカラーを重ねてグラデーションを作ってみたり、同じカラーでも異なる素材をミックスさせてみたり、参考になることがたくさんあります。例えば、グレーやスモーキートーンのくすんだニュアンスカラーは、フランスらしい色でもありますが、そんな中にペイントやファブリックでポイントとなる色を加えるのがフランス流。ヨーロッパらしいインテリアを目指してぜひ取り入れたいテクニックです。


まずはクッションから

 ファブリックでインテリアに色を取り入れるといってもやはり難しそう・・・と抵抗のある方も多いと思います。まずはクッションカバーから取り換えてみるのがお勧めです。好みが変わった時もすぐに交換できるし、万が一失敗しても、気軽に買い替えることができると思います。

 では何色を取り入れたらいいでしょう?もちろん好きな色でOKです。また、「こんな生活がしたい」というイメージから連想されるカラーを使うのもいいと思います。

 好きな色はちょっと難しいという場合には、自宅のカーテンやソファの模様やカラーに既に使われている色を選ぶという方法もあります。今のインテリアをベースにコーディネートを広げていくことができるので、比較的取り入れやすいのではないでしょうか。もちろん同じ生地であれば統一感はぐっと増しますが、同じでなくても大丈夫。カーテンの中に一つ、アクセントになりそうな色は使われていませんか?そのカラーを一つ取り出して、似た色のクッションを探してみて下さい。もしカーテンが無地であれば、同じ色を一部に使った、華やかな柄のクッションを探してみましょう。例えばこんな感じです。一気にお部屋が華やぎますよね。

 そして一つではなく、とにかくたくさん置いて見て下さい。ヨーロッパの一流ホテルなどでも、ソファにはクッションがたくさん置いてありますよね。組み合わせることで、重なりが生まれ、バラバラに見えるものが、統一感を帯びてくるのです。


小物や雑貨で統一感を

 クッションを交換したら、さらに同じカラーをテーマにした小物や雑貨を一つ、お部屋に飾って見て下さい。カーテン、クッション、雑貨と色がシンクロし、統一感のあるコーディネートに近づいていきます。壁に飾る絵も、気分や季節によって簡単に交換することができるのでお勧めです。アクセントカラーに選んだ色が使われている素敵な風景画はどうでしょう?もしくは、同系色のガラスアイテムをちょっとしたコーナーに飾るのもヨーロッパらしくて素敵です。これから夏に向けて、涼しげなアイテムを置いておくと、不思議と暑さも和らぐものです。素材やテイストの異なるアイテムが並んでいても、色が統一されていればお部屋にはすんなり馴染むと思いますので、ぜひ試してみて下さいね。

勝浦真樹子
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