身につけているもの抜きで、おしゃれかどうかを判断してみる。

身につけているもの抜きで、おしゃれかどうかを判断してみる。

おしゃれの基準が、曖昧すぎる現代。

流行がめまぐるしく変わり、人の価値観もまた多様化するなかで、おしゃれの定義はどんどん曖昧なものになってきています。一昔前ダサいと言われていた格好が、現在ではブームの主流、なんてこともしばしば。街を歩けば、何とも形容しがたい、独創的な服装をしている人たちも見受けられます。もはや、身につけているものでは、“おしゃれさん”か“変わったひと”かを、判断できない状況。ならばいっそのこと、格好で判断するのをやめてしまいましょう。

レディー・ガガさん、ご登場。

とはいえ、何かを基準に“おしゃれさん”か“変わったひと”かを、見分けなければなりません。それを見つけるために、おしゃれなのか、変なのか、その境界が曖昧な人の代表として、レディー・ガガさんに登場していただきましょう。レディー・ガガさんといえば、世界的なディーバである一方、常にその先進的なファッションスタイルで注目を集めている存在です。試しにGoogle画像検索をしてみると、奇抜な服装はもちろん、頭にエビを乗っけてみたり、まぶたに瞳を描いてみたりと、その発想の豊さに驚くばかり。しかし、さすがはレディー・ガガ。面白いことに、すべてのファッションがさまになっているのです。何故でしょうか。それは、彼女の表情から「This is GAGA STYLE!(これがガガ・スタイルよ!)」といわんばかりの圧倒的な自信が伝わってくるからなのです。その迫力は、私たちに「ダサい」なんて言葉を発する隙を与えません。つまり、おしゃれというのは、何がなんでも「これはおしゃれなんですよ」と言い切る自信、いわばその格好をする人自身の“説得力”の強さなのです。

これからの基準は、有無を言わせぬ説得力。

ですから、これから街を歩いていて、“おしゃれさん”か“変わったひと”かの境目が微妙な人を見かけたら、その人の身につけているものではなく、表情や全身の振る舞いから自信がにじみでているかをチェックしてみてください。「これはおしゃれなんですか?」と聞かれて、「これがおしゃれじゃなかったら何なんですか?」と言い返せそうかどうか。ちょっとでも不安そうな要素があれば、それはまだまだおしゃれとは言い切れません。先日、前衛芸術家であり、ジョン・レノンの奥さんでもあったオノ・ヨーコが、メンズ服ブランドを立ち上げるというニュースがありました。デザインを見ると、両肩に穴の空いたピンクのシースルーシャツや股間部分に大きく手形がプリントしてあるパンツなどが並んでいます。さて、あなたが街を歩いていると、そんな格好をしたお兄さんが向こう側から近づいてきました。さあ、この人は“おしゃれさん”なのでしょうか、それとも“変わったひと”なのでしょうか。
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