スパークリングワインの作り方〜ワインの勉強〜

スパークリングワインの作り方〜ワインの勉強〜
前々回、前回と泡の出ないスティルワインの白、赤それぞれ2つの品種を勉強をいたしました。
いよいよみなさんが大好きな泡の出るワイン、スパークリングワインの勉強に入ります。

スパークリンクワインはどうして泡がでるの?

ぶどう果汁がお酒になるときにアルコールと二酸化炭素(炭酸ガス)に分解されます。
この過程を発酵と言います。

スパークリングワインの泡はこの発酵の際にできる二酸化炭素(炭酸ガス)を
液体内に閉じ込め
てできるのですが、一度スティルワインにしてから、
さらに酵母と酵母の餌である糖分を加えて二回目の発酵
を行います。

この2回目の発酵を二次発酵と言い、その仕方によって製法が変わります。

トラディショナル方式(メトード・トラディショナル)

シャンパーニュ製法ともいい、二次発酵を瓶の中で行う伝統的な製法
二次発酵後にも澱と共に熟成させてワインに旨みを移した後、澱を除く必要があり、非常に手間がかかります。

フランスのシャンパーニュは厳しい法律の元に生産地域、ぶどう品種、製法が決められており、
シャンパーニュ地方でシャルドネ、ピノノワール、ピノムニエの3つの品種、
トラディショナル方式でつくったもののみシャンパーニュと名乗ることができ
ます。

同じ製法でフランスの他の地域でつくったものをクレマン、イタリアでつくったものをフランチャコルタ、
スペインでつくったものをカバといい、高品質のスパークリングワインをつくりだします。

シャルマ方式(メトード・シャルマ)

二次発酵を密閉したタンク内で行う製法で、大量生産が可能です。
イタリアのアスティスプマンテなど、フレッシュでカジュアルなスパークリングワインはこの製法でつくられています。

ほかには、田舎方式(メトード・リュラル、メトード・アンセストラル)と呼ばれる発酵途中で瓶詰めして密閉し、残りの発酵をそのまま瓶内で行うもの、
瓶内二次発酵後タンクに入れて、澱を除く工程を簡略化したトランスファー方式
スティルワインに炭酸ガスを注入してつくる炭酸ガス注入方式があります。

普段使いにはカジュアルな低価格なもの、お祝いの時には最高級のシャンパーニュと、TPOに合わせて使い分けることもできますね。

次回はTPOに合わせたワインの買いかた、保管のしかたについてべんきょうしましょう。

A très bientôt!
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