魅力にせまる!時代小説のおすすめ本とおすすめ作家

魅力にせまる!時代小説のおすすめ本とおすすめ作家
時代小説は漢字が難しいから読むのはちょっと・・・
はじめの一歩がなかなか踏み出せませんが、時代小説は読めば面白い。
現代物とは違い、その時代を生きていないので細かな描写があっても
情景をイメージしづらいですが、それは作家それぞれの描写表現によります。
時代小説で有名な池波正太郎(『鬼平犯科帳』『剣客商売』など)は活気がある内容の作品が多く、
藤沢周平(『蝉しぐれ』『たそがれ清兵衛』など)はしみじみとした暗めの作品が多い。
言葉回しや情景の描写は作家により表現方法が違い、
読み手の好みが分かれるので、おすすめの作家を紹介させていただきます。

●佐伯泰英


時代小説家として現在、一番人気がある作家ではないでしょうか?
シリーズものの作品が多く、長編ばかりですがスピード感があり
物語の中で飽きないようなさまざまな伏線が仕掛けられているので
ついつい読み進めてしまう作品ばかりです。
まずは佐伯泰英さんの初めてのシリーズ作密命シリーズを読んでみるのがおすすめです。
密命シリーズの面白さに夢中になったら
居眠り磐音 江戸双紙シリーズ吉原裏同心シリーズにも夢中になれると思います。

●葉室麟


2012年に『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞しています。
葉室麟さんの作品は、どれも時代情景が分かりやすく読みやすい。
そして、主人公の心情ばかりでなく女性や子どもの心情も丁寧に
描かれているので感情移入してしまう作品が多いです。
直木賞を受賞した『蜩ノ記』はぜひ読んでもらいたい一冊です。
そして、『銀漢の賦』『柚子の花咲く』もおすすめします。

●浅田次郎


幅広いジャンルの作品を書いている浅田次郎さんですが、現代小説だけでなく時代小説もおすすめです。
言葉回しが難しく、浅田ワールドと言ってもいい表現描写が多いですが、
既成概念に囚われない文章で文字の魅力に惹かれます。
時代小説は嫌いだけれども、彼の作品の時代小説は好きだと感じる方もいると思います。
ただ、先に述べましたが言葉回しが難しいので時代小説を読んだことがない方は
物語の本筋に入る前に小難しいと感じて読み進めるのが嫌になるかもしれません。
浅田ワールドへのおすすめ時代小説は『輪違屋糸里』『五郎治殿御始末』『憑神』です。

時代小説の魅力とは何なのか考えてみました。
宮部みゆきさんの時代小説には完全にあてはまらないのですが
時代小説の主人公は男性ばかりです。
そしてその男性たちは礼節を重んじ、凛としており色恋にうつつをぬかすことはありません。
いつの時代になっても色褪せることのない理想の日本男児が時代小説の中にいます。
女性のみならず男性も、日本男児の魅力を今一度確かめるために
時代小説の世界へ入ってみませんか?
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